阿部正弘に送られたプレゼントの闇

阿部正弘の肖像
その中に、阿部正弘がペリーからもらったものもあり、5枚組の銅版画(写真が使われる前に使われていたもので、銅の板に特殊なインクで絵を描き、特殊な薬品で銅だけ溶かして描いた部分の線だけを残せるからそれで版画を刷る)があった。
米墨戦争の銅版画だった。なお墨はメキシコ(墨西哥)のことを指す。アメリカがメキシコをボコボコにした戦争で、この戦争に勝ったアメリカはテキサスとカリフォルニアを奪った。ボコボコにしている様子の版画を送ったということは、従わないとこうなるぞという脅迫も入っていたのだろう。
補足 阿部正弘
ペリー来航の際、老中首座の阿部正弘は、来年の回答を約束して引き取ってもらいった。約半年の時間ができたので、まず朝廷に報告し、そして大名・幕臣に意見を求めるという今までにないこともやった。また、阿部正弘をはじめとする幕府は安政の改革をして、御家人の勝海舟の意見を採用して彼を登用するなど、人材登用をしたり、お台場(人工島。大砲を配備)を作って防備を固めたりした。
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