売春婦 ー人間の闇?ー

中世のロンドンの絵
しかも、売春することによって得られる金はわずか。貧困状態で酒に走る。こうして、精神が荒廃していく。友人はいない。(工場で働く人だけでなく、売春婦同士も、客の取り合いで対立していて、仲間がいない。)
人間の心理
売春婦らは、娘がいた場合、自分と同じ人生を強要させる。売春婦らは年を取ると価値が無くなり、自分の娘に「私も苦労したから、次は貴女の番だ」と売春婦になることを強要。人間は、ある辛いことを受けると、同じことを他の誰かにしなければ気が済まないという心理がある。旧日本軍で、新兵いじめがあったのも、自分が新兵のときいじめられたから、自分もいじめるという心理が働いている。このいじめの連鎖が止まらないのが、日本軍の醜悪なところ。
あと、ドラえもんでも似たような話があった。ジャイアンがスネ夫を殴り、むしゃくしゃしたスネ夫がのび太を殴り、のび太は「僕は誰を殴ればいいんだ」となっている場面があった。ドラえもんは今でも時々見る。
ともあれ売春婦も、「こんな目に遭うのは自分で最後にしたい」と思えればいいが、自分の人生を完璧に否定されたような気がして、娘に強要する。
また、娘に恋人がいると激怒。表向きは、「悪い虫がつくと困る」だが、本心は、自分より娘が幸せになることが許せなかったため。
そして、売春婦など貧しい人は、自分よりみじめな人を何とか発見し、見下すことで精神の安定を図った。自分より下がいなければ気が済まない。上を見ると自信が無くなるが、下を見ると安心する。
中世の都市

囚人たち
理由は諸説あるが、中世ヨーロッパにおいて、これらの色や模様は、嫌悪感を引き起こす色や模様だったため。という説がある。昔の外国の映画で描かれる囚人がシマ柄の服を着ているのも、これがあったから。差別対象にしたいという意思があったのだろう。
このようなことがあり、この時代の売春婦には同情を禁じ得ない事情がある。
だが、人間の偉大さは、自らの境遇と同じ目に遭ってほしいという感情を耐えて我慢し、露骨にその感情を表に出さず、相手の人間としての尊厳を傷つけないことである。
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