
こんにちは。萃聚(すいじゅ)です。このページではタイトルにもある通り、2021年開成高入試数学の全問解説を行っていきます。あまり開成高校の問題を解いたことがない身で恐縮ですが、僕から見た難易度(かんたん・ふつう・むずかしい)を表示しておきます。※あくまで個人の感想です。
<大問1>
(1)→かんたん
(2)→かんたん
(3)→ふつう
<大問2>
(1)→かんたん
(2)→ふつう
<大問3>
(1)→かんたん
(2)→ふつう
(3)→ふつう
(4)→むずかしい
(5)→むずかしい
<大問4>
(1)→かんたん
(2)→むずかしい
開成中と似たような感じで、どれも計算が重いように感じました。(1)→かんたん
(2)→かんたん
(3)→ふつう
<大問2>
(1)→かんたん
(2)→ふつう
<大問3>
(1)→かんたん
(2)→ふつう
(3)→ふつう
(4)→むずかしい
(5)→むずかしい
<大問4>
(1)→かんたん
(2)→むずかしい
それでは具体的な解説に参りましょう。
重要
図の関係などで、問題文を一部を変えているところがあります。ご了承ください。
何かありましたら下にあるコメント欄にお願いします。別解等、ありましたらぜひお願いします。
<大問1>
<問題>

Oを原点とする$ xy$ 平面において、関数 $y=x^2$ のグラフをGとし、グラフG上の $x$ 座標が $-1$ である点をAとする。Aを通って傾きが1である直線とグラフGの交点のうちAでないものをBとし、Bを通って傾きが $-\dfrac{1}{2}$ である直線とグラフGの交点のうちBでないものをCとする。
また $t$ を、その値がCの $x$ 座標の値より大きく $-1$ より小さい定数とし、グラフG上の $x$ 座標が $t$ である点をEとする。
Eを通って傾きが $-\dfrac{1}{2}$ である直線とグラフGとの交点のうちEでないものをDとし、Eを通って傾きが1である直線とグラフGの交点のうちEでないものをFとする。
(1)点Cの $x$ 座標を求めよ。また、点Fの $x$ 座標を $t$ を用いて表せ。
(2)直線AD, CFの傾きをそれぞれ $t$ を用いて表せ。
(3)2直線ABとDEの交点をP, 2直線BCとEFの交点をQとする。三角形PAD, 三角形QFCの面積をそれぞれ $S_1$ , $S_2$ とするとき、 $S_1$ : $S_2=1:5$ となる $t$ の値を求めよ。
<大問2>
<問題>
正の整数 $x$ , $n$ に対し、次のような条件を考える。【条件】$\dfrac{x}{n}$ を小数で表したとき、ちょうど小数第3位で終わる
ただし、「$\dfrac{x}{n}$ を小数で表したとき、ちょうど小数第3位で終わる」とは、「$\dfrac{x}{n}×1000$が整数となり、かつ $\dfrac{x}{n}×100$が整数とならない」ことである。
(1) $x=75$のとき、上の【条件】を満たす $n$ の個数を求めよ。
(2)上の【条件】を満たす正の整数 $n$ の個数が20個であるような2桁の正の整数 $x$ を求めるために、以下のように考えた。
$k, l$ を0以上の整数として、$x=2^k\times5^l\times A$ と表されたとする。ただし、$2^0=5^0=1$ とし、Aは2、5を約数に持たない正の整数である。
このとき、Aの正の約数の個数を $m$ とすると、$1000x$ の正の約数の個数は ( ア ) $\times m$ となり、$100x$ の正の約数の個数は( イ )$\times m$ となる。
したがって、上の【条件】を満たす $n$ の個数は( ウ )$\times m$ と表される。
これが20に等しいことと、$x$ が2桁の整数であることから $m$ の値が1つに決まり、$k, l$ の間に関係式 ( エ )が成り立つ。
このとき、$x$ の2, 5以外の素因数は1つだけであることもわかり、この素因数を $p$ とすると $x=2^k\times5^l\times p $となる。
以上を利用すると、$x$ が2桁の正の整数であることから、$k=$( オ )または $k=$( カ )とわかり、求める数は $x=$( キ )となる。
①( ア )~( キ )に最も適切に当てはまる数または式を答えよ。ただし、(キ)については当てはまる正の整数をすべて答えること。
②下線部について、$m$ の値が1つに決まる理由を述べ、その $m$ の値を答えよ。
<大問3>
<問題>
赤球、白球、青球のどの色の球もたくさん入っている袋がある。この袋から1個ずつ球を取り出し左から順に一列に並べる。以下では、連続した3個に赤、白、青の3色の球が並ぶところができる(この3色の並びはどのような順番でもよい)ことを、「異なる3色の並び」ができるということにする。
(1)4個の球を並べるとき、「異なる3色の並び」ができる並べ方の総数は何通りか。
(2)4個の球を並べる時、「異なる3色の並び」ができない並べ方のうち、次の①、②の条件を満たす並べ方はそれぞれ何通りか。
①左から3個目と4個目が同じ色である。
②左から3個目と4個目が異なる色である。
(3)5個の球を並べるとき、左から3個目、4個目、5個目に「異なる3色の並び」ができ、他には「異なる3色の並び」ができない並べ方は何通りか。
(4)5個の球を並べるとき、「異なる3色の並び」ができる並べ方の総数は何通りか。
(5)6個の球を並べるとき、「異なる3色の並び」ができる並べ方の総数は何通りか。
<大問4>
<問題>

最初の図のように、底面の半径が5、高さが10の円すいを考える。円すいの底面の円をSとし、円Sを含む平面を $p$ とする。
円すいの頂点Aから平面 $p$ に引いた垂線は、円Sの中心Oを通る。
線分BCを円Sの直径とし、線分AC上に点Dをとる。
平面 $p$ において、点Bにおける円Sの接線を $l$ とする。
さらに、直線 $l$ と点Dとを含む平面を $q$ とすると、平面 $q$ による円すいの切り口は最初の図の影の部分のようになった。

2番目の図はこの円すいの立面図(横から見た図)と平面図(上から見た図)である。点Dから平面 $p$ に引いた垂線と平面 $p$ との交点をHとする。
また、線分BDの中点をMとし、点Mから平面 $p$ に引いた垂線と平面 $p$ との交点をE、点Mを通って直線 $l$ に平行な直線と円すいの側面との交点の一方をF、点Fから平面 $p$ に引いた垂線と平面 $p$ との交点をGとする。
(1)DH=$x$ とするとき、線分OGの長さを $x$ を用いて表せ。
(2)MF=$\dfrac{1}{2}$BMとなるとき、線分DHの長さを求めよ。
Widget is loading comments...








