
こんにちは。萃聚(すいじゅ)です。このページではタイトルにもある通り、2021年灘中入試算数2日目の全問解説を行っていきます。1日目は別ページ(ここをクリック)です。 あと、僕から見た難易度(かんたん・ふつう・むずかしい)を表示しておきます。※あくまで個人の感想です。
<大問1>
(1)→かんたん
(2) (ア)→かんたん
(2) (イ)→ふつう
<大問2>
(1)→ふつう
(2)→ふつう
(3)→ふつう
<大問3>
(1)→かんたん
(2)→ふつう
(3)→ふつう
<大問4>
(1)→かんたん
(2)→ふつう
(3)→ふつう
(4)→ふつう
(5)→ふつう
<大問5>
(1)→かんたん
(2)(ア)→むずかしい
(2)(イ)→ふつう
(2)(ウ)→おに
個人的には大問5の立体切断がかなり難しかったと思います。残りの問題はそこまでつらくはなかったので、いかに大問5に時間を残せるかというところだったのではないかと。(1)→かんたん
(2) (ア)→かんたん
(2) (イ)→ふつう
<大問2>
(1)→ふつう
(2)→ふつう
(3)→ふつう
<大問3>
(1)→かんたん
(2)→ふつう
(3)→ふつう
<大問4>
(1)→かんたん
(2)→ふつう
(3)→ふつう
(4)→ふつう
(5)→ふつう
<大問5>
(1)→かんたん
(2)(ア)→むずかしい
(2)(イ)→ふつう
(2)(ウ)→おに
それでは具体的な解説に参りましょう。
重要
小学生の方々へ:本サイトでは方程式を使っていきます。1つは、方程式は抽象的なので中学受験生が下手に方程式に手を出すと危ないですが、灘中受験生くらいなら十分使えるため(根拠は自分)で、もう1つは、中学入試は中学校の先生が作っているんだから当然中学生的な数学の解法で解くと速いからです。ご了承ください。
実際の入試では求める数が「□」と書かれていますが、このページでは、「~の値を求めなさい」のように問題文を変更していることがあります。ご了承ください。
何かありましたら下にあるコメント欄にお願いします。別解等、ありましたらぜひお願いします。
<大問1>
<問題>
水に液体Xを溶かしてできる水溶液をA液と呼び、A液の重さに対する液体Xの重さの割合を百分率(%)で表したものをA液の濃度と呼ぶことにします。例えば、水5gに液体Xを45g溶かしてできるA液の濃度は90%です。また、水10gに液体Xを20g溶かしてできるA液の濃度は$66\dfrac{2}{3}%$です。
(1) 濃度が96%のA液をいくらか用意します。これに水を加えてかき混ぜて、重さが120gで、濃度が60%以上80%以下のA液をつくります。はじめに用意する、濃度が96%のA液の重さは何g 以上何g 以下ですか。
(2) 3つの容器P, Q, Rがあります。Pには濃度が96%のA液が144g、Qには水が150g、それぞれ入っています。Rには何も入っていません。PからA液をちょうど8gずつ何回か量りとりRに入れ、Qから水をちょうど10gずつ何回か量りとりRに入れます。
(ア) PとQから、それぞれ何回量りとりRに入れ、かき混ぜると、RのA液の濃度は72%になりますか。
(イ) 濃度が60%以上のA液をRにできるだけ多く作るには、P, Qからそれぞれ何回ずつ量りとって混ぜればよいですか。またそのときにできるA液の濃度を求めなさい。
<大問2>
<問題>
下の図のようにたくさんのマス目があります。最も上の段と最も左の列のマスにはすべて1を書き入れます。それら以外のマスには、その1つ上のマスに書かれた数と1つ左のマスに書かれた数の和を書き入れます。図で斜線をつけたマスを左上の隅とする、縦4マス横4マスの正方形の中に、偶数は全部で7個あります。
(1) 図で斜線をつけたマスを左上の隅とする、縦8マス横8マスの正方形の中にある偶数の個数を求めなさい。
(2) 図で斜線をつけたマスを左上の隅とする、縦16マス横16マスの正方形の中にある偶数の個数を求めなさい。
(3) 図で斜線をつけたマスを左上の隅とする、縦32マス横32マスの正方形の中にある偶数の個数を求めなさい。
<大問3>
<問題>
1辺の長さが2㎝の正六角形ABCDEFがあり、下の図のように点G, H, I, J, Kをとります。4点G, H, I, Fは同じ直線上にあり、4点A, I, J, kは同じ直線上にあり、4点G, C, D, Kは同じ直線上にあります。

(1) CHの長さとDKの長さはそれぞれ何㎝ですか。
(2) 三角形AIFの面積は、正六角形ABCDEFの面積の何倍ですか。
(3) 五角形CDJIHの面積は、正六角形ABCDEFの面積の何倍ですか。
<大問4>
<問題>
はじめ、3枚のカード「1」「2」「3」が左からこの順に並んでいます。これらのカードの並べ替えを何回かします。1回の並べ替えにつき、次の(A)~(D)のどれか1つが行われます。(A) 最も左にあるカードを右端に移動させる
(B) 最も右にあるカードを左端に移動させる
(C) 最も左にあるカードを残り2枚の間に移動させる
(D) 最も右にあるカードを残り2枚の間に移動させる
例えば、1回目に(A)、2回目に(C)の並べ替えをすると、カードの並びは
「1」「2」「3」 → 「2」「3」「1」 → 「3」「2」「1」 「1」「2」「3」
→ 「2」「3」「1」
→ 「3」「2」「1」 と変化します。
(1) 図で、線でつながれた並びどうしは、(A)~(D)のいずれか1回の並べ替えで変わります。右の図の9つの空欄に1~3のいずれかの数字を入れなさい。


(2) 3回の並べ替えで初めて「1」「2」「3」の並びに戻るような、3回の並べ替えの方法は全部で何通りありますか。
(3) 5回の並べ替えで初めて「1」「2」「3」の並びに戻るような、5回の並べ替えの方法は全部で何通りありますか。
(4) (3)の並べ替えの方法のうち、(A)の並べ替えの回数と(B)の並べ替えの回数の合計が5回であるものは全部で何通りありますか。
(5) (3)の並べ替えの方法のうち、(A)の並べ替えの回数と(B)の並べ替えの回数の合計が1回または3回であるものは全部で何通りありますか。
<大問5>
<問題>
図1は、1辺の長さが6㎝の立方体ABCD-EFGHです。
この立方体の面EFGHは水平な地面についています。この立方体から、図2の斜線部分の正方形を底面とし、高さが6㎝の直方体をくりぬきます。次に、図3の斜線部分の正方形を底面とし、高さが1㎝の直方体をくりぬきます。このようにしてできる図5の立体をPとします。
(1) 立体Pの体積は何㎤ですか。
(2) 立体Pを、頂点A, C, Fを通る平面で切って2つの立体に分けたとき、頂点Bを含む方の立体をQとします。
(ア) 右の図は、立方体の面EFGHから5㎝の高さにある平面で立体Qを切ったときの真上から見た切り口をかき入れたものです。
その平面と面AEFBの交わりを太線で表しています。立方体の面EFGHから4㎝、3㎝、2㎝の高さにある平面で立体Qを切ったときの真上から見た切り口を、右の図にならってそれぞれかき入れなさい。
(イ) 立体Qのうち、面EFGHから2㎝の高さにある平面と面EFGHとではさまれた部分の立体の体積を求めなさい。(ウ) 立体Qの体積を求めなさい。
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